『シルクロード楽器の響き』に寄せてーー劉継紅

 

 月20日に北京へ行って箜篌の崔さんと練習してきました。練習後、今まで感じたことのない思いがこみ上げてきました。

 これまで私は様々な演奏スタイルの揚琴奏者、ピアニストなど、多くの方と共演してきました。しかし、二胡の伴奏楽器としては、音色の柔らかさ、無限の広がりをもった箜篌に優るものはないと思うようになりました。また、和声感については、揚琴、ピアノなどの打弦楽器よりもすぐれていると感じました。このような収穫を得て、私は興奮を抑えることができません。

 崔さんのこれまでの経歴を見ると、西洋音楽のしっかりした基礎を持っている一方で、中国の民間音楽の特徴についても熟知していることがわかります。このような方ですから、練習においては、いちいち細かく説明しなくても理解してもらえることが多く、新しい人と共演するときに何度も合わせてお互いに慣れていくような時間を使わずにすみました。このことは私にとってとてもありがたいことで、もしかしたら今回の共演で、今まで見過ごしてきた多くの重要なことを見つけることができるかもしれない、とさえ感じます。

 94日の演奏会では新しいことに挑戦しますが、自信、希望と情熱を持って演奏会を成功させたいと思います。今まで私たちを支えてくれた多くの友人たち、また、今回演奏会にいらしてくださる新しい友人たちにとっても、有意義な時間となりますよう祈っております。

 

二胡演奏家劉継紅blogもご参照ください。